江戸時代に松尾大明神といい慶長19年(1614)三木里浦より移す。
「紀伊続風土記」に「次郎明神社」とあり、神社明細帳の祭神は大山咋命・市杵島姫命となっている。
旧暦6月21日に行われる。神事のほか、氏子の無病息災を祈願したお湯立てが執り行われる。
三木神社夏祭り
御祭神は五柱大神の中の、田中大神と伝わる。京都の伏見稲荷大社から配祀した五穀豊穣、農業の神だが漁師たちの信仰篤い稲荷。
旧暦9月14日に執り行われる。伊勢音頭を流しながら提灯行列が町内を回る。神事のあと、本殿に供えてあった御幣を上半身裸の男たちが取り合う御幣もみを行う。御幣を取った男は、船または神棚に飾り、海上安全、大漁を祈願する。
稲荷大明神 神事前夜祭
『三木神社秋大祭』
旧暦9月15日に執り行われる。神事を終えると神輿が町内を巡行する。神輿に続き道中踊が続く。午後、踊り、太鼓競演などを披露し、餅まきを行い、神輿の海上渡御が執り行われる。
三木神社秋大祭